アートは精神の快楽とも申します。
食事と共に、アートは日々の生活を彩ってくれますよね。
今回紹介するのは美術館の併設レストランや、それとは別に芸術作品が飾ってあるレストランさんです。
目次
1. 美術館併設カフェやアート観賞のできるレストラン情報
1.1 100本のスプーン(東京都現代美術館)清澄白河
スプーンというのは不思議な食器でございます。
食を楽しみながら、アートに触れたり、作品を描いたり美術館での新しい楽しみ方を積極的に学びたい!という方、小さなお子様連れの方、いずれの方にでもおススメかもしれません。
実は、現代美術館にしかないと思われがちですが、二子玉川や豊洲など、都内何店舗か展開されておられます。
◆URL
100本のスプーン(洋食)
1.2 ラー・エ・ミクニ(東京国立近代美術館)竹橋
続けましては、フレンチ・イタリアンフュージョンの名門。三國清三さんプロデュースの彩る料理という名前のアートを全身でご堪能ください。そもそものコンセプトも「東京の地産地消をアートする」というもののようです。
もちろん、料理はアートになりうるかとも思いますが、ここでのアート作品として紹介させていただくのは、緑豊かな皇居を望むダイニングから間近に鑑賞できるイサム・ノグチの名作『門』です。
ランチであれば、3500JPYのコース、あるいは5500JPYのコースでそのダブルのアートを舌でも目でも楽しむことが可能です。
高級レストランですので、サービス料が賦課されることをお忘れなく。
◆URL
ラー・エ・ミクニ(フレンチ・イタリアンフュージョン)
1.3 ホテルオークラ ガーデンテラス(東京国立博物館 法隆寺宝物館)上野
東京国立博物館。上野でこちらに行かれた方は分かると思うのですが、なかなかに広いです。
そして広いが故に、ホテルオークラのレストランが2か所もあります!
博物館の中で一流ホテルの味わいを堪能あれ。
やはり、アートとはグルメであるという考え方なのか。著名な博物館や美術館の場合、レストランの誘致にも力を遣っている印象があります。
あるいはレストラン側としてもある種のリワードを得られるのかもしれませんね。食をアートの域にまで高めたのだという客観的な評価軸として。
◆URL
ホテルオークラ ガーデンテラス
1.4 The Moon(森美術館)六本木
洋と和の食文化を融合させた洋食ではない”YOSHOKU”×フレンチで仕上げるガストロノミー。
加えて森美術館が監修する現代アート作品が店内に。
お店の名前からわかるように「月」、それも月の仄かな光に焦点を当てた現代アート作品たちが随所に展示してあり、料理の味と共に目で見て楽しめるマリアージュ。
とくに中秋の名月などもありますし、秋の夜長にこちらでディナーとしゃれこむのはいかがでしょうか?
■URL
The Moon(モダン洋食・フランス料理)
3. まとめ
今回は美術館や博物館の中にあるレストラン、カフェといったところを紹介させていただきました。
アートとグルメは本当に令和の時代、より身近になったのかもしれません。他にもまだまだ美術館併設ではないけれど、アートとグルメを楽しめるレストランは多く存在しますので、また次回ご紹介させていただければなと思います。
それでは、またどこかで。