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【グルメと芸術の秋】美術館併設のカフェやレストランで、アートとグルメをマリアージュ

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【グルメと芸術の秋】美術館併設のカフェやレストランで、アートとグルメをマリアージュ
 アートとグルメの融合講座

 

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アートは精神の快楽とも申します。一方で肉体の快楽とはなんでしょう。三大欲求でしょうか。

 
今回は肉体的にも精神的にも満足させることができる可能性のあるアート✖️レストランという境地についてご紹介させていただければと存じます。
 
新しい出会いの季節である春、夏バテし、清涼さを求める夏、芸術の秋、インドアの中に新しい芽吹きの未来を見出す冬。

 

食事と共に、アートは日々の生活を彩ってくれますよね。 

 

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今回紹介するのは美術館の併設レストランや、それとは別に芸術作品が飾ってあるレストランさんです。

 

1. 美術館併設カフェやアート観賞のできるレストラン情報

 

 

 

1.1 100本のスプーン(東京都現代美術館)清澄白河

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スプーンというのは不思議な食器でございます。スプーン以前にも日本には匙という食器がありました。

 
銀の匙。中勘助さんの著書でございますが、こちらの書籍『銀の匙』を1冊中学三年間をかけて読み上げる国語の授業を灘中学校が行っていたということで話題になりました。
 
銀の匙

銀の匙

  • 作者:中 勘助
  • 発売日: 2017/09/28
  • メディア: Kindle版
 

 

そんな匙、現代ではスプーンですが、その名前を冠しているレストラン「100本のスプーン」さんですが、実はスープストックカンパニーさんと同様の会社が運営元だったりします。
 

食を楽しみながら、アートに触れたり、作品を描いたり美術館での新しい楽しみ方を積極的に学びたい!という方、小さなお子様連れの方、いずれの方にでもおススメかもしれません。

 

実は、現代美術館にしかないと思われがちですが、二子玉川や豊洲など、都内何店舗か展開されておられます。

 

◆URL

100本のスプーン(洋食)

【公式】100本のスプーン 東京都現代美術館 | 100本のスプーン

 

 

1.2 ラー・エ・ミクニ(東京国立近代美術館)竹橋

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続けましては、フレンチ・イタリアンフュージョンの名門。三國清三さんプロデュースの彩る料理という名前のアートを全身でご堪能ください。そもそものコンセプトも「東京の地産地消をアートする」というもののようです。

 

もちろん、料理はアートになりうるかとも思いますが、ここでのアート作品として紹介させていただくのは、緑豊かな皇居を望むダイニングから間近に鑑賞できるイサム・ノグチの名作『門』です。

 

ランチであれば、3500JPYのコース、あるいは5500JPYのコースでそのダブルのアートを舌でも目でも楽しむことが可能です。

 

 

高級レストランですので、サービス料が賦課されることをお忘れなく。

  

◆URL

ラー・エ・ミクニ(フレンチ・イタリアンフュージョン)

ラー・エ・ミクニ

 

1.3 ホテルオークラ ガーデンテラス(東京国立博物館 法隆寺宝物館)上野

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東京国立博物館。上野でこちらに行かれた方は分かると思うのですが、なかなかに広いです。

 

そして広いが故に、ホテルオークラのレストランが2か所もあります!

博物館の中で一流ホテルの味わいを堪能あれ。

やはり、アートとはグルメであるという考え方なのか。著名な博物館や美術館の場合、レストランの誘致にも力を遣っている印象があります。


あるいはレストラン側としてもある種のリワードを得られるのかもしれませんね。食をアートの域にまで高めたのだという客観的な評価軸として。

 

◆URL
ホテルオークラ ガーデンテラス

東京国立博物館 - 来館案内 レストラン・カフェ

 

 

1.4 The Moon(森美術館)六本木

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洋と和の食文化を融合させた洋食ではない”YOSHOKU”×フレンチで仕上げるガストロノミー。

 

加えて森美術館が監修する現代アート作品が店内に。

 

お店の名前からわかるように「月」、それも月の仄かな光に焦点を当てた現代アート作品たちが随所に展示してあり、料理の味と共に目で見て楽しめるマリアージュ。


とくに中秋の名月などもありますし、秋の夜長にこちらでディナーとしゃれこむのはいかがでしょうか?

 

■URL
The Moon(モダン洋食・フランス料理)

ABOUT Restaurant | THE MOON Restaurant

 

3. まとめ

 今回は美術館や博物館の中にあるレストラン、カフェといったところを紹介させていただきました。

 

アートとグルメは本当に令和の時代、より身近になったのかもしれません。他にもまだまだ美術館併設ではないけれど、アートとグルメを楽しめるレストランは多く存在しますので、また次回ご紹介させていただければなと思います。

 

それでは、またどこかで。

 

 

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