武蔵野美術大学は実は国内に二か所、セミナーハウスを保有しております。
そして、武蔵野美術大学の学生である武蔵野美術大学通信課程の学生、ムサビ通信の学生は福利厚生の一環としてそのセミナーハウスを利用できますというお話です。
きちんとホームページ上にも「本学通信教育課程の学生及びその家族」というところから、電話番号とネット申し込み用のURLを確認することができます。
ムサビ通信に通う方は、社会人の方も多いと思います。仕事をしながら、あるいは仕事をリタイアして年金やアルバイトでムサビ通信の学費を出費しているのに、それに加えて旅費を出すのは難しいという方もおられるかもしれません。
今回はムサビ通信の学費を払っているからこそ、武蔵美のセミナーハウス[奈良寮、五箇山寮]を実はお得に利用できるというお話です。
実は奈良寮なんかは世界遺産のすぐ近くにある物件にもかかわらず、2000円で宿泊可能です。もちろんその価格は素泊まりの場合で、かつムサビ通信の学生のケースですが、朝食と夕食をつけた1泊2食コースにしても3200円です。
大学のセミナーハウスだからこそ利用してお得に旅行、あるいは地方ステイを行ってみるのもよいのではないでしょうか。
概要 |
ムサビセミナーハウスはムサビ通信でも利用可
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サマリ |
(1)奈良と五箇山の二か所が立地
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立地からして奈良寮は非常に有力な場所にあります。立地は正倉院にほど近い絶好のポイント、そこから京都へ電車利用もできますし、大坂方面へも出やすいという非常にいい立地です。
また建物自体が大和棟高塀造ということで、建築そのものに興味がある方についても非常におススメと言えるかもしれません。
〇五箇山「無名舎」(富山県南砺市)
合掌造りの民家に宿泊することが可能ですが、基本的にこちらの場合は自炊対応が必要となります。
五箇山は白川郷と並んで世界遺産登録がされている為、世界遺産の風土の中で寝泊まりできるというなかなかできない体験がこちらのセミナーハウスにおける唯一無二の体験かもしれません。
五箇山自体は富山県にありますがそこからは、飛騨高山など岐阜県側の「君の名は」の聖地のひとつなどにも交通手段が伸びておりますので、日本の中央の山々を拠点として絵を描きたい、旅行をしたいというニーズには非常にうまくはまるのではないかと思います。
ムサビ通信生は、やはりどこかで通学の学生。つまり武蔵野美術大学の学生さんに対してどこかで引け目を感じてしまうケースが多いかもしれません。
ただ、同じ学び舎で学ぶ学生として、福利厚生や図書館利用、Adobeの学生割引など様々な局面で大学の学生ならではのメリットを享受することが出来ます。
そして、それは勉強にどこかで役に立つものであるはずです。
なので、今回紹介したセミナーハウスのようなものを含めて、使えるものは是非利用して学生生活のクオリティを高めていっていただけたらいいなと個人的には思います。
大学を卒業し、また入学するという意思は非常に意欲的で褒められるべき心持です。だからこそ、今後もメリット情報なんかをリサーチして、公開していけたらなと思っています。
それではまたどこかで。