@マークぐるりん | ムサビ通信とアート、経営コンサルタント

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2018-So-01.金沢の老舗企業 谷口から辿り任天堂へつながる木素材の世界

〇「金沢」「欅工芸 谷口」「任天堂」のつなげ方

 

このカテゴリでは身近な経験やコト、モノをキーフレーズに単なる検索では出てこないもの。

検索した結果と結果を結びつけるような考察記事を書けていけたらと考えています。

 

最初のキーワードはずばり「金沢」「欅工芸 谷口」「任天堂の三つです。

 

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株式会社 谷口 【URLhttp://www.keyaki-taniguchi.co.jp/index.html

 

 

金沢の企業である「谷口」さんとの出会いはかなり偶然に左右されたものでした。

 

その時、プロジェクトの合間でバケーションをとっていたので、北陸から中部を回って関東に戻ってくる国内ぐるりんプランを考えて、実行していたタイミングでした。(東京⇒金沢⇒福井⇒名古屋⇒穂高⇒名古屋⇒東京)

 

金沢に着いたら行かねばなるまいと、六義園に足を運んでいろいろな写真を撮り満足して出てこようかという所で、六義園の一角に伝統工芸博物館?なる建物があって、人が全然入っていないのか学芸員らしき小母様が手招きされていたので、まだ時間もあるから入ってみようかなという軽い気持ちでその建物の中に吸い込まれていきました。

 

結論からいうと、そこで谷口謹製の黒柿財布を購入する事になるのですが、博物館自体も金沢のというよりかは加賀100万石の誇った伝統工芸を様々に魅せられて、ぜひ何かを買って帰りたいという気分にさせてくれました。

 

その展示群からの伝統工芸品を取り扱ったミュージアムショップのコンビネーションは侮れません。

 

谷口の特徴は生きた木と革を組み合わせた日用品づくりです。生きた木である以上、一作一作で木目がことなりますし、逆に言えば同じものがないというオリジナリティが愛着を沸かせます。

 

今回はそんな「株式会社 谷口」さんの会社情報から、どこへ繋がるか情報をつなぎ合わせてみようと思います。

 

 

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株式会社 谷口 【URLhttp://www.keyaki-taniguchi.co.jp/kaisha.html

 

会社情報を見てみると、主な取引先に【任天堂】が名を連ねています。

 

任天堂といえば、玩具メーカーから世界に名だたるゲーム機メーカー、あるいは

ソフトウェアハウスとして羽ばたいた有名企業で、本社が京都にあることも

最近ではよく知られるようになった企業ですね。

 

 

ゲーム機メーカーと、木工メーカーの間にどのような取引があるのでしょうか。

 

答えの手がかりは株式会社 谷口の、事業内容に記載されています。

 

 


勘のいい方、あるいは特定の知識がある方はこの時点でなるほど、と想像されるかと存じます。

 

 

そう、答えはこれだと思われます。

 

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URLhttps://www.nintendo.co.jp/n09/igo/igo.html

 

 

任天堂()の会社概要情報を見ると、実は家庭用レジャー機器の製造・販売が主な事業内容として記載されています。

家庭用レジャー機器=ゲーム機(Nintendo switchニンテンドー 3DSWii Uニンテンドークラシックミニスーパーファミコン)といったハードウェアやマリオに代表されるソフトウェア群だけでなく、トランプや花札、そして碁盤も売っているんですね。

 

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URL(会社概要)https://www.nintendo.co.jp/corporate/outline/index.html

URL(その他の商品TOP)https://www.nintendo.co.jp/others/index.html 

 

欅工芸 谷口、そして任天堂。欅を通じてつながる興味深い商流でした。

 

ちなみに任天堂(株)は、日本棋院と連携して子供囲碁大会などにも協賛しているようで、

ゲームハードやソフトで著名になっても電源を使わない従来型のアナログゲーム分野にも

軸足を残すビジネススタイルが垣間見える形ですね。

 

任天堂こども囲碁大会

 

 

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任天堂 こども囲碁大会 【URLhttp://archive.nihonkiin.or.jp/joho/09nintendo/index.htm