武蔵野美術大学の通信課程でなければならなかった理由。ムサビ通信への思い。
美術大学の通信課程への入学を考えている方、特に大学に通われたいと考えている方はほとんどムサビ通信かあるいは京都造形か、そういう選択を迫られる事になると思います。
私自身もそういう選択を迫られ、どのように選び取ったのかを記載していきたいと思います。
大学の候補リスト
2018年初頭の段階で調べた限りでは3大学が見つかりました。
・武蔵野美術大学 通信教育課程
・京都造形芸術大学 通信教育部
・愛知産業大学
上記以外だと、大学という枠組みとは別のゲンロンカフェの運営母体が運営している
「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 – ゲンロンスクール」というものもあります。
引用
- 本講座では、「展示指導」を軸に、現代美術の現場を見学する「ツアー」、実践となる「展覧会」「講評会」を組み合わせた授業スケジュールが組まれています。前期の間に美術展やそのキュレーションに関する知識を徹底的に身につけ、後期には五反田アトリエを会場として4回のグループ展を開催し、展示の実践の場とします。最後に、4回の展覧会を通してもっとも力を発揮した5名が選ばれ、最終選抜展を行います。また、ツアー以外のすべての授業で制作指導の機会を持ち、ていねいに制作をフォローします。
- 本講座は、美術教育や制作経験の有無にかかわらず、「アーティストとしての総合力」を身につけたいと望むあらゆる人々に開かれています。
新芸術校HP <http://school.genron.co.jp/gcls/>
説明内容には非常に魅力的な要素が散りばめられている中、
どうしてそちらを選ばなかったのか。
まだ、明確な答えは出ていません。美大や藝大というワードの持つイメージに惹かれた。
そのことは否定できませんし、紹介させていただいた本で受けた影響もまた然りです。
創作をするにあたっての仲間が欲しかった。創作に向かい合うときは一人の人間として、向き合う形になるかもしれないけれど。
創作をするとき以外に、創作について話ができる誰かが欲しかったのです。
それは武蔵野美術大学の通信課程でなくとも、ゲンロンスクールの新芸術校であっても
できると思います。
創作や芸術で必要なのは結局、どこで創作をしようとも「作り続ける意思」だと思う。
作り続けるから、作品が出来て。
作り続けるから、誰かに見てもらえる、手に取ってもらえる。
武蔵野美術大学の通信課程とゲンロンスクール 新芸術校、どちらも素晴らしい美術や
アートを学べる場所だとは思います。
思うけれど、ただやはりそこで作ってみたい、創作や芸術に携わってみたい。
そんな思いを抱いたのは武蔵野美術大学の通信課程の方でした。
なんにもロジカルではないし、エゴイスティックではあるけれど。
社会人やりつつ、創作を続けよう。
新しくアートを学ぼうという時に、自分の感性なり直感なりを信じることも
大事だと信じたい。
ゲンロンスクール 新芸術校は第四期の募集が始まっているタイミングで、
ムサビ通信も同様に募集が始まったタイミングなので。
ムサビ通信に入ろうと思ってこのブログを見に来ていただいたり、
逆にゲンロンスクールというワードでこのブログにたどり着いた方には
あまり参考にならないかもしれません。
学びたい、創作をしたい、芸術と親しみたいという欲求、意欲の源泉。
それはやはり人それぞれで私自身も明確な理由を以て説明できる部分は多分、
全体でいくと50%もいかないくらいです。
ただ、それでも学びたい。創りたい。芸術したい。という意欲と意思があれば、
いつから学んでも意味があるのだと思っています。
ごくごく個人的な理由、心情を吐露するだけの記事となってしまいましたが、
この記事を読んでくださった誰かと創作について話す機会や講義で一緒になった際には
何卒よろしくお願いいたします。
では、またどこかで。
2018年3月某日 - 追記
下記にて、無事に入学願書を提出致しました。
下記にて、履修申請まで無事完了させました。