2018年春季に受講した武蔵野美術大学通信の「コンピュータリテラシーⅢ」(スクーリング2単位)について、講義内容の紹介と学んだことについて確認したい方向け、あるいはムサビ通信に興味をあるけれども具体的にはどんなことをしているんだろうという方、コンピュータリテラシー系の講義ってなんだろうちょっと興味あるなという方向けに記載しています。
コンピュータリテラシー系の講義はⅠ、Ⅱ、Ⅲとありますが、武蔵野美術大学通信課程の技術系の先生方がAdobe社のillustrator(イラストレーター)・Photoshop(フォトショップ)といった技法とその道具の紹介をする導入講義です。
講義 | 美術入門 |
場所 | 吉祥寺 校舎 |
日時 |
6/16(土曜) 9時00分〜17時30分 6/17(日曜) 9時00分〜12時30分 |
テスト |
イラストレーター、フォトショップで初日に作成した課題作品(画像のグレースケール化、ベジエ曲線を用いた練習作品、タイポグラフィ)を組み合わせて例示された通りの構図の作品を作り上げて印刷し、提出 |
サマリ |
① 吉祥寺のコンピュータ教室でした。2教室にランダムに振り分けれており、1教室辺りで30名前後でした。 ② illustratorとPhotoshopの基礎的な部分(illustratorを用いたタイポグラフィ、Photoshopを用いた画像加工)を学ぶことが出来、普段どちらのソフトも使っていない方などは受講する事で多くの学びを得られると思います ③ 先生はコミュニティデザインコースやデザインシステムコースの方 |
〇illustratorとPhotoshopの違いについて
突然ですが、イラストレーターとフォトショップの違いについて明確に説明できますか。
私は出来ませんでした。
なんとなく、フォトショップは写真加工ができるソフトウェアであり、 一方のイラストレーターはイラストを描いている方がデータを取り込んで色を塗ったり加工をする、あるいはフライヤーを作ったりするもの。
二つのAdobe製品に対する印象はそんなどこかぼやけた印象のあるものでした。
イラストレーターで写真加工ができない訳でもないし、フォトショップで文字を加工したりする記事などは多く紹介されている。
結局二つのソフトの使い方は置いておいて、役割としての違いは何なのだろう。
今回の講義を受講した理由にはそういった背景もありました。
では、結局何が違うのでしょうか。
〇illustratorとPhotoshopの違いは画像の処理方法にあります
illustratorがベクターグラフィックス。Photoshopがビットマップグラフィックス。
平たく言うと、illustratorの画像は「2点間の位置関係、AからBへどのような線が引かれているのか」という形式のファイルを作成可能であり、位置関係が重要なファクタになっているので、大きさを縮めたり、大きくしたりしても崩れません。
一方でPhotoshopの処理では「細かい点がたくさん集まって線になる」という形式のファイルを作成可能ですそのため、大きくしたら、画像は荒くなります。
@2018/06/17
今日の二日目講義が終わったら、記事をupdateします。