@マークぐるりん

外資系ITコンサルタントをしつつ武蔵野美術大学通信課程に通う記録

ブレードランナーやターンエーのデザイナー【シド・ミード】展が東京限定開催

アーツ千代田3331という古い小学校を再利用したミュージアム施設で開催されているシド・ミード展に行ってきました。


シドミード、誰だそれは?という方もいるでしょうし、シドミード展!という反応をされる方もいるかもしれません。

 

簡単に説明するとシドミードはプロダクトデザイナーで、かつアニメーションにおけるコンセプト監修やデザインで大きな貢献をした方でもあります。

ブレードランナーのスタッフロールでは「ビジュアル・フューチャリスト」としてクレジットされています。


具体的な作品としては「ブレードランナー」「ターンエーガンダム」などが挙げられます。

 

概要

シド・ミード

PROGRESSIONS TYO 2019

サマリ

シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019』は、以下の4つのパートで構成され、150点の展示を予定しています。

 

シド・ミードの関わった作品

前段で、シドミードの関わった作品として「ブレードランナー」「ターンエーガンダム」の2作品をあげさせていただきました。

ターンエーガンダム シド・ミード展

ターンエーガンダム シド・ミード

 

前者はコンセプトから車、街の景観などまで彼の仕事が入っています。後者はターンエーガンダムを始めとしたモビルスーツと呼ばれる人型戦闘機械のデザインを主にしています。


ブレードランナーを始めてみたのは続編となるブレードランナー2048の公開時ですが、近未来の世界観(雑多でアジアンテイストがあって一方でサイバネティックな雰囲気が漂う。灰色に満ちた街の中に鮮やかな黄や青の電光色が漂うハリウッド的なそれ)はシドミードの影響、ブレードランナーで描かれた世界観に源流があるのかなと思いました。


気になる方はAmazon Prime会員ならば、「ブレードランナー ファイナルカット」が現在、無料で視聴できますのでそちらを是非鑑賞してみてください。


デジタルリマスターがされている?ことを考慮しても、1982年に作られたとは思えないクオリティにかなりの驚きを感じます。

音声操作の端末なども出てきますし、作品世界の背景(遠くオリオン座まで文明が進展している)を推察することが可能です。ブレードランナー本編では、主人公であるハリソン・フォードが演じるリック・デッカードが動き回るのがロサンゼルスだけなのですが、随所に遠き星の地まで到達しているのだなと思わせる会話が差し込まれてきます。

 

シド・ミードと未来デザイン



シドミード展にいって改めて気づきましたが、スピナーと呼ばれる特徴的な二本のフレームとタイヤが前面に突き出している空飛ぶ車ですが、これがバックトゥザフューチャーにもオマージュのような形でにおわせる程度に出演しているようです。


ブレードランナーが1982年において2019年を、バックトゥザフューチャーが1985年において2015年を描いているように、どちらも未来を描いている映画なわけですが、2019年現在では改めてSF作品において近未来を描く事の難しさを感じます。

 

空飛ぶ車は限定的に実現しているようですが、まだまだ普及とまではいかず。空飛ぶホバーボードや、食品をプリントしてくれるプリンタなどもまだまだです。

 

ただ、ブレードランナーでいけば音声で操作できるマシンの存在であったり、立体物を造形するプリンタであったりなど、SF作品の中のそれぞれの要素については、現代で実現しているものも多く時代を越えた作品性を感じさせます。

 

この展示ではそんな未来志向のデザインを、ブレードランナーターンエーガンダムといった著名な作品以外にも味わう事が出来ます。シド・ミードのスケッチが多数展示されているためです。

 

それらは、非常に刺激的で興味深く、私たちの創造力を掻き立ててくれます。

入口付近のパネル シド・ミード展

入口付近のパネル シド・ミード

 

ブレードランナーターンエーガンダムのデザイナーである【シド・ミード】展が東京限定で開催@アーツ千代田3331

 

東京限定だそうですので、この機会に是非。