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【ANA・JAL上級会員への近道】コンサルタントとビジネスマイラー修行

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【ANA・JAL上級会員への近道】コンサルタントと ビジネスマイラー修行


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コンサルタントとマイラーというなかなかあいそうで合わない食べ合わせですが、これがどうしてなかなか相性はいいのです。

 

もしあなたが平日に空港から旅立つ機会があるのであれば、少し早めに行って羽田⇔伊丹線の搭乗開始タイミングに居合わせてみてください。スーツ着たおじさまは大体上級なので、最後の搭乗ゲートでなる音が違うと思います。なんなら伊丹-羽田線の最上級率たるや20-30人毎便いくかもしれないレベルでGroup 1に並んでいるおじさま、時折小母様が飛行機に吸い込まれていく様は圧巻です。

 

000 目次
001 上級マイラー修行とは何か
002 コンサルティングファームで飛行機修行機会が増加する背景
003 地方・海外ジョブでの修行機会
004 コンサルタントとビジネスマイラーのまとめ

 
001 上級マイラー修行とは何か

コンサルタントはえてしてANAやJALといった飛行機のマイラー修行が可能になります。

 

マイラー修行というのは何かというと、基本的にはANAやJALのマイルとは別のポイント(ANAならプレミアムポイント、JALならFly onポイント)を5万ポイント貯めることです。

 

5万ポイントをその年の1月1日から12月31日までの間に貯めることが出来れば、その方はSFC(スーパーフライヤーズカード)やJGC(JALグローバルクラブカード)の入会資格を得ることができます。

 

これらを保持している人を、航空会社のポイント修行をしている人からは上級会員と呼び、現在進行形で修行中の方を修行僧と呼びます。

 

コンサルタントは、商社や一部の外資系営業、メーカーの営業・調達部などの人たちと同様に国内・海外問わない出張の機会が相応にあります。

 

クライアント企業の店舗や本社、工場あるいは物流センターといった肉眼で見ることができるからこそ示唆だしができるケースもある為、コロナ禍(2020年)以前では、地方ジョブや海外ジョブは人気がありました。

 

※地方ジョブや海外ジョブの良い点は地方の美味しいもの、素晴らしい景色などをみることができるということです。

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海外はともかく地方は何故なのかという理由としては、基本的にコンサルタント、あるいはコンサルティングファームは東京に拠点をおいている為、平日だけの出張ベースになる為です(例:月曜日に羽田から地方へ飛び、金曜日や水曜日に地方空港から羽田へ戻る)。

 

土日はコンサルティングファーム各社共に出張先の地方から東京へ戻って英気を養うことができます。

 

また、いきつもどりつが発生することにより、ANAやJALといった飛行機会社のポイントやマイルを貯めることが出来るのです。

 

以前所属していた大規模なプロジェクトでは、ANAとJAL双方で上級会員化(1PJだけで)し、紫と呼ばれるステータスになった方もおられました。

 

JALもANAもちなみに機内でコンソメスープを飲むことができます。ANAとJALで微妙な味の違いがあると感じられますので、是非飲み比べてみてください。

 

紫というのは、ANA・JAL双方の上級会員になった人のことを指す俗称です。ANAの青、JALの赤を両方兼ね備えているので、色を混ぜ合わせた紫ということです。

 

002 コンサルティングファームで飛行機修行機会が増加する背景

総合コンサルティングファームの中でも、近年目まぐるしく成長している会社(目まぐるしく成長という言葉の定義を、株価の上昇率と所属社員数の増加率)として、ベイカレントコンサルティングがあります。


新たなるビジネスモデル、プロジェクト体系として創始したと巷間でいわれているのが、伴奏型といわれるプロジェクトです。

 

高級派遣・高級文房具とも揶揄されるこのプロジェクト類型ですが、クライアント企業の社員と一丸となり各種システムベンダーをとりまとめる全体整合PMOとして、プロジェクト進行を管理し、進捗や課題、リスクを管理するタイプのプロジェクトです。

 

高級派遣・高級文房具型のプロジェクトは、鋭い示唆や深い論理的思考力(書く力)を備えた人材をクライアント企業に対して送り込まなくても、そこそこの経験を積んだり、場合によっては新人に近いような人間を送り込んでもなんとか回るようなプロジェクトとして人気を博しました(主にコンサルティングファーム側から)。

 

各記事で書いておりますが、基本的にコンサルティングファームは人月商売であり、人間をどれだけクライアント企業に多くそしてできれば長く売り込めたかで、売り上げの見通しや実際に上がってくる売り上げが変化します。

 

なるべくなら、新人であろうと若手であろうと多くの人間を張り付けておきたいのです。

 

伴奏型と呼ばれるプロジェクトはそんなコンサルティングファームの救世主でありました。一方で企業側にとっても、ある種即戦力をドーピングのような形で導入できる為、有益だといえます。

 

特に様々な情勢が目まぐるしく変化していく昨今、今まではあまりコンサルティングファームに頼っていなかった企業なども頼るようになってきました。

 

東京のクライアントが中心だったのが、関西や九州にもクライアントの大きなパイを見出せるようになったのです。

 

一方でコンサルティングファーム各社は地方に案件開拓の機会が存在していると知ると、経費的な面や持続性の面で、関西や九州に続々とオフィスを立ち上げています。

 

その為、コンサルティングファーム各社とそこに所属するコンサルタントの間でもある意味で飛行機修行をめぐる鞘当てが起こっているといえますでしょうか。

 

003 地方・海外ジョブでの修行機会

コンサルティングファーム各社が地方オフィスを開業している一方で、東京から出張して地方拠点で仕事をし、東京に金曜に変えるというパターンもまだまだ残ってはいます。

 

ちなみに地方拠点の場合は、出張先からコンサルタントは毎週帰ることができるのですが、海外拠点の場合ですと大体の場合において、月一回というのが相場のようです。

 

もちろん海外ジョブについては、コロナの影響もあって難しいかじ取りを迫られる部分が多く、そもそも海外出張や行き来を禁止しているコンサルティングファーム各社が大半ですので、地方ジョブの道は今後狭められていく可能性がございます。

 

004 ビジネスマイラーと上級会員のまとめ

マイラー修行には最低でも50万円前後の費用が必要とされています。もちろんセールや普段のポイント活動で貯めた各種ポイントをスカイコインなどに変えていればまた少し計算式は変わってくることでしょう。

 

しかし、ビジネスマイラー修行ができるのであれば、あるいはそれができる可能性があるのがコンサルティングファーム各社なのです。

 

それではまたどこかで。

 

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 おすすめ理由:ラストエグザイルは人生で初めて購入したDVD-BOXです。空挺ものというのは得てして、主人公よりも脇役が目立つものですが(FF12等)、本作品についてもその例外ではございません。アレックスは上司としてもあるいは同僚としても特に尊敬できるというわけではないのですが、なんだかよくわからないけど彼なりに鋭い感覚があって結果的に鋭い磨きこまれたアウトプットを出しているみたいな人です。みなさんがいる職場にアレックス見たいな人がいたら、とりあえず仲良くなっておけばいいと思います。

 

 それではまたどこかで。