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2018-Pe-40.【マルチメディア基礎】×武蔵野美術大学×通信課程 for 2018-Autumn

2019年秋季に受講した武蔵野美術大学通信の「マルチメディア基礎」(スクーリング3単位)について、講義内容の紹介と学んだことについて確認したい方向け、あるいはムサビ通信に興味をあるけれども具体的にはどんなことをしているんだろうという方、マルチメディアの講義ってなんだろうちょっと興味あるなという方向けに記載しています。

 

マルチメディア基礎は、博報堂アイ・スタジオのクリエイティブ・ディレクターである望月重太朗 さんが講師で、3日間にわたって行われました。

 

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マルチメディア基礎

 

講義 マルチメディア基礎
場所 吉祥寺 校舎
日時

11/23(祝・金) 900分〜1730

11/24(土) 900分〜1730

11/25(日) 900分〜1730

テスト

なし

サマリ

 初日については4-5名のチームを編成して、「指先で感じる気持ちよさ」をテーマにそれぞれがスライドと動画での発表を行いました。

 2日目・3日目は個人戦でAdobe Animateを利用して、初日の課題で取り組んだ「気持ちよさ」を擬音語で表現するという課題と「ぐに」「ガチン」といった9つの擬音語をどのように表現するかという2課題から構成されました。

 2日目・3日目の課題はボタンのマウスオーバーとマウスオフ時の二つの状態をつくるという講義です

 

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マルチメディア基礎_メニュー

〇初日のお題について

なにをやるのか、動画作ったりするらしいぞという前情報だけの状態で三鷹教室に集まっていくと、登場したのはスポーツ刈りに近い方で、ちょっと面食らったことを覚えています。

 

その方が、博報堂アイ・スタジオの望月先生でした。望月先生がどういう感じの方なのかについては、下記の記事で詳しいです。 

イノベーションライオンのプレゼンから見えた、3つの重要キーワード——博報堂アイ・スタジオ 望月重太朗 カンヌレポート #canneslions | AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議

 

初めにかなり分厚い印刷された資料を渡されるのですが、一番最初にでかでかと書いてあるのが「マルチメディアでのおもてなしを考える」でした。

 

アクションをしたら、なんらかのアクションが返ってくる。言葉と反応、あるいはアクションと反応のキャッチボール。それがとても上手くいくと私たちはどこか満足することになるのかもしれません。

 

とにもかくにも3日間、基本的にこのテーマに沿って我々は動く事になりました。

 

「注目した気持ちよい触感をデジタルで再現する」

 

 

「指先で感じる心地よさ」 そこから少し広げて、何かをしたときに手先、動作によって心地よさを感じるのはどういう時でしょうか。

 

そういうテーマでまずはディスカッションをするところから、初日は始まりました。

 

私たちの班では、ペットボトルをつぶした時の感触というのが最終的に首位になって、班のテーマとなったのですが、そのほかにも発泡スチロールをつぶすときの感触や、駅でSUICAやPASMOでしゅっと通り抜けることが出来た時の感覚など様々な意見が出ました。

〇映像とスライドワーク

 発表はスライドあるいは模造紙と3分程度の映像のセットでの発表で行うというのがお題でしたので、スライド班になって下記のスライドを作り上げました。

 

この前提として、ふっせんを利用したディスカッションが行われています。

 

望月先生はもう少し別の例で、ペーパーでぷちぷちくんを潰した時の感触をいろいろと分解しておられましたので、それを参考にしつつ下記のようにまとめあげました。

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マルチメディア基礎_ペットボトルの心地よさ

ーフォントは「Century Gothic」「游ゴシック Light 見出し」 「游ゴシック 本文」を利用。

 

〇2日目・3日目

 2日目と3日目は個人戦となり、Adobe Animateを利用してひたすら各個人の完成に沿ったアイコンを作っていく形になります。

 

①各チームの初日に選んでテーマをアイコンで表現する

 例「ペットボトルがつぶれる様子をアイコンで表現 等」

②先生が事前に指定した擬音語を表現するアイコンをつくる 最大9課題

 

一応すべての課題を出しましたが、やはり擬音語の中でも納得のいくものと納得のいかないものがあり、なかなかUXの勉強と共に興味深い講義になりました。

 

www.shikinagi.work

 ムサビ通信。初年度おすすめ講義です。

 

www.shikinagi.work

こちらも是非、初年で受講されることをおすすめする講義です。

 

www.shikinagi.work

 はじまりはなんだったのか。つくりたいという気持ちだったのかもしれません。